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田原市博物館 特別展 『渥美窯 国宝を生んだその美と技』
2013.10.19(土) -
道の駅田原めっくんはうす内 観光案内所から田原市博物館の特別展のお知らせです。
田原市制施行10周年記念特別展
渥美窯
国宝を生んだその美と技
国宝が、重要文化財が、八百年の時空を越えて里帰り。
今、渥美窯の全貌が明らかになる。
10月19日(土)~11月24日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※10月19日は午前11時から一般公開となります。
休館日:毎週月曜日 ※ただし11月4日(月)は開館、翌11月5日(火)に休館します。
観覧料:一般500円/小・中学生無料
渥美半島に展開する中世の窯業地を「渥美窯」と呼んでいます。
しかし、その名が知られるようになったのは最近のことで、六古窯と呼ばれる瀬戸焼・
常滑焼・越前焼・信楽焼・丹波焼・備前焼に属さない不明の不思議な焼き物「黒い壺」が、
渥美半島がその産地だと判明したのは昭和39年のことでした。
研究が進むにつれて、平泉・鎌倉を代表とする都市をはじめ、各地で造営される経塚や
墓地に渥美窯製品が多く使用され、渥美窯は他の中世窯に抜きん出る技術や流通網を
持っていることが明らかになりました。また、歴史上、重要な価値もさることながら、製品の
美術的な価値の評価も高まってきたところです。
このように、日本の窯業の歴史、これまで他の中世陶器産地の付属資料として扱われ、
また包括的な名品展で資料が展示されるのみで、渥美窯をテーマに扱った大規模な
展覧会は30年以上開催されていません。
今回、これまでの研究成果の集大成として、渥美窯の代表作品、経塚・墓関係資料、
生産地の様子がわかる窯からの出土資料を展示し、渥美窯の歴史・美術的価値すべてを
網羅する展示を行うものです。
◎記念講演会
11月10日(日) 午後1時30分~3時
「日本美の源流-国宝・秋草文壺の魅力に迫る」
学習院大学教授 荒川正明氏 会場/崋山会館
「座談会 渥美窯を語る」 午後4時終了
◎展示解説
10月19日(土) 午後1時~(文化財課学芸員)
10月20日(日) 午前10時~(文化財課学芸員) 要観覧料
◎ワークショップ
10月20日(日) 午後1時30分~3時
「渥美焼のデザイン(押印文)」を写し取ろう
会場/吉胡貝塚資料館 定員/20名 参加料/100円
お問い合せ及びお申し込み/TEL:0531-22-8060
◎考古学シンポジウム
11月2日(土) 午前10時~午後4時
「渥美窯編年の再構築」 共催/東海土器研究会
会場/崋山会館 先着140名 入場無料
◎見学ツアー
11月3日(日) 午前10時~午後4時
「渥美窯のふるさとを巡る」
参加費/無料 定員/45人(応募者多数の場合は抽選)
申込期間/10月1日~10月20日 申込先/田原市博物館
★お問い合せ★
田原市博物館 TEL:0531-22-1720
☆田原市博物館は道の駅田原めっくんはうすから お車で10分くらいです。
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