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渥美半島と戦争 田原市博物館
2015.07.04(土) -
道の駅田原めっくんはうす観光案内所よりお知らせです。
田原市博物館 平成27年 夏の企画展
戦後70年 渥美半島と戦争
平成27年 7月18日(土)~8月30日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日
ただし、7月20日(月・祝)は開館し、7月21日(火)は休館します。
観覧料:一般 400円、高校生以下 無料
今年は、先の大戦(太平洋戦争)の終結から70年の節目の年を迎えます。
今回の展覧会のタイトルとした「渥美半島と戦争」と聞いて、皆さんは、
どのようなイメージをもたれるのでしょうか。
ひょっとしたら、半島内に大きな空襲被害などが無かったために、
「渥美半島と戦争」は、あまり関係が無いと考えてしまう人が
いるかもしれません。
終戦を迎えた昭和20(1945)年当時に二十歳だった人は、
高齢(90歳)となり、実際の戦争を体験した人たちは、年を経るごとに
少なくなり、多くの戦争を知らない世代の人たちは、平和な日々の暮らしが
当たり前のように感じているかも知れません。
しかしながら、「渥美半島と戦争」とは決して無縁ではなく、この地からも
多くの方が戦地で戦死されたり、銃後の守りとして残された人々は、
日々の物資が不足する中での生活を余儀なくされていました。
また、渥美半島には、明治の後期から昭和の初期にかけて、
陸軍伊良湖射場をはじめとする多くの軍事関連施設が建設され、
太平洋戦争末期には、水際作戦による本土決戦に備えるための
陣地が造られたりしました。
昭和20年8月14日(終戦の1日前)には、渥美線が米軍機による銃撃を受け、
乗客が亡くなるという事件もおきています。
現在、これらの痕跡を残す施設跡などは、戦争遺跡と呼ばれ、かつての戦争の
時代を物語る貴重な“歴史資料”ともなっています。
今回の企画展では、戦後70年を契機に渥美半島と戦争との関わりを示す
様々な資料を展示紹介しながら、戦争の悲惨さを次世代に伝え、改めて平和の
大切さを考えるきっかけとなることを願い開催します。
主な展示内容
●日清・日露戦争に関する資料
●陸軍「伊良湖射場」に関する資料
●「青い目の人形」に関する資料
●日中戦争から太平洋戦争に関する資料
出征兵士に関するもの、戦時下の暮らしに関するもの、
戦時下の子どもの暮らしに関するもの、終戦直後の暮らしに関するもの、
配給と供出に関するもの、防空活動に関するもの、勤労奉仕に関するもの
●渥美線銃撃事件に関するもの
●豊川海軍工廠に関する資料
●渥美半島に残る戦争遺跡に関する資料
ほか 約150点
関連行事
[講演会]
「渥美半島の戦争遺跡」
日時:8月22日(土) 午後1時30分~
講師:伊藤厚史(名古屋市教育委員会学芸員)
会場:崋山会館 入場無料
[展示解説]
日時:7月25日(土)、8月15日(土)
各回午前11時~
講師:田原市博物館 学芸員 天野敏規
※要企画展観覧料
[戦後70年 夏休み戦争関連企画展スタンプラリー 《記念品有》]
7月11日(土)~8月30日(日)
田原市博物館、豊橋市中央図書館、豊川市桜ケ丘ミュージアム、
蒲郡市博物館
※詳細は、各館ホームページにて
【同時開催】
「渡辺崋山の山水画」 特別展示室
田原市博物館 → ☆★☆
TEL:0531-22-1720
道の駅田原めっくんはうすから田原市博物館までは、お車で約10分くらいです。
※チラシに入場割引券がついております。ご利用ください。
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