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宮川春汀さんって、知ってる?

 渥美半島観光ビューローのブログをご覧の皆さま、こんにちは♬
今日は、先日書いた『椰子の実を唄う』の回でちょこっと登場した『宮川春汀(みやがわしゅんてい)』のことを・・・。


 宮川春汀さんってね、かいつまんで言うとね。
①田原市福江町(旧・畠村)出身の挿絵画家さんでね。
②自分の故郷である渥美半島のすばらしい景色や人々の温かさが大好きでね。
③詩人や文豪仲間であった柳田國男、田山花袋、太田玉茗などに、伊良湖岬を訪れるきっかけを与えた人でね。
④その柳田國男が、流れ着いた椰子の実を見つけてくれてね。
⑤この柳田国男の話に心を打たれた島崎藤村が、詩歌『椰子の実』を書いてくれてね。
⑥作曲家の大中寅二さんが曲を作ってくださってね。
⑦唱歌『椰子の実』が誕生した・・・というね、彼・宮川春汀なくしては、唱歌『椰子の実』はなかったんじゃないか・・・って、そんな要(かなめ)の人物なんじゃないかな~と、そんな人♬
(・・・これは、おかぴ個人的な主観が入っております。)

今回は、そんな『宮川春汀』の素敵な画集を、田原市博物館さんからお借りしたので、
皆さんに紹介させていただきたいと思います。


『挿絵画家 宮川春汀展   
 編集・発行:田原市博物館 発行:平成22年8月28日』より引用

『肉筆画』

『口絵・挿絵』
★こちらの画集は、田原市博物館さんよりご寄贈いただき、めっくんはうす1階の観光案内所でご覧いただけます。
どうぞお気軽にお声がけください。

◆宮川春汀の生涯◆

宮川春汀は、明治6(1873)年11月11日、畠村(現在の田原市福江町)の当地きっての豪商であった渡辺家の次男として生まれ、守吉と名づけられました。生家の渡辺家は、代々長右衛門か五郎右衛門を名乗り、畠湊の河岸通り(福江町下地)で廻船業と薬種問屋を営んでいました。その昔、身分の高い人たちの宿に使われた事から地元では「宿本(しゅくもと)」あるいは「お宿(しゅく)」と敬称され、後にはその屋号が「宿本屋」と呼ばれるようになりました。かの伊能忠敬が沿岸測量のため、享和3(1803)年に畠村を訪れた際には、ここに宿泊したことが記録されています。
14歳となった守吉は、こちらも畠村の旧家で当時絶家となっていた宮川善左衛門の名跡を継ぎ、宮川の姓を名乗ることになりました。この宮川家も畠村七党(宮川、天野、荒木、松野、竹本、朽木、戸田)の流れを汲み、南北朝時代には、原の島へ潮音堂が建立された際に、その開基に助力し、現在の潮音寺(福江町)が寺格を持った際にもこの家が中興開基者となって大きな功績を残したとされた家でした。

明治23(1890)年、17歳の時、幼少の頃からの夢であった画家を目指して東京に行き、挿絵界で活躍していた画家富岡永洗の弟子となりました。そこで一生懸命に画を勉強した守吉は、師匠より最初「蓬斎洗圭」の名前をもらい、「風俗画報」という雑誌に初めての挿絵が掲載されました。その後、作品の制作が軌道に乗り始めた明治28(1895)年に「春汀」と改名して、宮川春汀が誕生しました。
その名を春汀とした翌年からは、錦絵(色刷りの浮世絵版画)にも挑戦します。春汀の錦絵は、特に子どもの遊びや生活の様子を描いたものや美人画にすぐれ、その名は徐々に知られるようになりました。しかし春汀は、熱中していた錦絵の制作を5年でやめ、以後は再び挿絵画家としての道を進むこととなりました。

明治30(1897)年、結婚をきっかけにその新居を本郷に移した春汀は、ここで多くの文人たちと交流を深めることとなりました。春汀は、詩人の太田玉茗と親友になり、玉茗の部屋に集まる友人たちに自分の故郷である渥美半島のすばらしい景色や人々の温かさについて話をしました。その話に関心を持った柳田國男、田山花袋、太田玉茗などが後に伊良湖岬を訪れることとなりました。

明治32(1899)年になると、大手雑誌社であった博文館から少年文学関係雑誌への挿絵の仕事が増え、明治37年からは、大人向けの小説などの挿絵も担当するようになりました。

明治38(1905)年、不幸にも最愛の長女を電車事故で亡くした春汀は、挿絵画家ではなく、日本画家としての活躍を夢見るようになります。しかし、これに失敗すると芸術上の悩みも加わり、ノイローゼのような状態になってしまいます。こうして、大正3(1914)年に病気となった春汀は、その年の7月26日に41歳という若さで亡くなりました。


上記、田原市博物館の解説より引用させていただきました。

田原市博物館のご担当の方々に、多くのご協力をいただきました。

ありがとうございました♬

♬田原市博物館のHPはこちら→→→→★★★★★




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